今はもう秋…(10.8-10.14)

10月8日(日)
町田の駅前の商店街で行われた大道芸フェスティバルに、まちだガールズクワイアが出演すると言うので行く。
今回は5人の出演で、昼と夕方の2回見たが、人数が少ないだけ、厚いコーラスワークと言うのは無理だが、逆に一人一人のボーカルが立って聞こえる部分はあったかも。
今回、さっこさんのハモリがすごくキレイで、もえかさんと2人で歌ってる所がなかなか聴き応えあった。
夕方はあーやんが出ると告知されていたが、急遽出演出来なくなったと報告があり、ちょっと残念だった。二部共にセトリがほぼ同じだったのは、そのせいかなぁ…なんて思ったり。
…と、そんな残念だった部分があったが、夕方の部に先日町ガを抜けたせりかが見に来ててビックリ。
終演後にメンバーの写真を撮ってて気づいたのだが、開演前にもえかさんが大きく手を振っていたのは、せりかが居たからだったんだろう。
抜けたグループの現場にふらりと現れると言うのは、グループ内での関係も良かった証拠だろうなぁ…と思いながら、メンバーと一緒に写真を撮ってる姿を眺めてた。


10月9日(月)
横浜中華街の同發新館で行われている、横浜中華街映画祭へジョディ・ロック監督「レイジー・ヘイジー・クレイジー」を見に行く。2015年制作の香港映画。
何となく、解説を読んで面白そうだったので行ったのだけれど、結構エグい場面も多かったけれども、それほど自分には迫ってくるものはなかったかな…。
若干「雰囲気もの」っぽい部分を感じてしまったのが、自分と合わなかった一因であろうか。
しかしながら、香港で制作されたとは言え、中国圏でああ言う性描写の場面が許されているのかと言うのは驚きではある。
あまり詳しい解説が手元にないからわからないけれども、香港は比較的自由なのか、当局の目を逃れて?秘密裏に完成させたのか。
一つ思ったのは、都市の退廃を描いていても、そこに倫理的な問題意識を盛り込んだりせず、こう言う要素が現代の都市のあり方の一つ、と言う提示の仕方は悪くないとは思った。
かなり虚無的・刹那的だとは思うが、それが現代の都市のあり方なんだよ、恐らく。

夜、音楽聴きながら寝ようと布団に入ってから、何となくツイッターを開くと、ティパニ、スヨン、ソヒョンの3人がSMエンタとの契約を延長せず、今後はソシが5人組として活動するとのニュースが…。
この所、積極的に追う事をしなくなった自分が言えた立場ではないとも思うが、やはり自分をK-POPに導いてくれたのはソシだし、特にティパニはずっと推しであったし、何も思わないはずがない。
グループが無くなるわけじゃないけれど、やはりこれは気持ち的には落ち込まざるをえない。


10月10日(火)
カセットテープを色々と発掘?しているが、何のラベルもないテープが出てきて、なんだろう?と思ったら、学生の頃にヤマハのQY-300でスパイラル・ライフを耳コピして作った音を録音したテープだった。
やや安っぽい音ではあったが、ベースラインとか耳コピだけでここまで頑張ってたんだなぁ…などと感心したり。
今、普通に音楽聞いても、楽器のフレーズに自然と耳が行くようになっているのは、この時期に耳コピしていたことが役立ってるんだろうなぁ…という気はする。

BSプレミアムで放送された、ピエロ・パオロ・パゾリーニ監督「奇跡の丘」を見る。
以前に見た時は学生時代だったから、約20年ぶりか。
新約聖書を元に、イエスの誕生から死~復活までを映像化した作品だが、その内容云々よりも、イタリアの荒野をバックに撮影された映像の力に魅せられた。
キリスト教系の大学には行っていたものの、キリスト教の知識はさほど深くなく、宗教的な部分の理解は浅い。そういう部分で、ちょっとかったるく感じる部分はあったが、映像自体は力強く魅力がある。
基本的に、聖書の言葉を映像に置き換えている映画だから、ストーリーテリングと言うよりも、様々なエピソードを積み重ねていく構造も良かったのだろうな。
パゾリーニの作品は、日本では余り見ることが出来ない印象が強いが、他の作品も色々と見たいなぁ。


10月11日(水)
日本映画専門チャンネルで放送された、北野武監督「龍三と七人の子分たち」を見る。
これは面白かった。任侠映画を今の日本でやると…と言う感じのコメディ映画だったが、今の日本社会への風刺が色々と織り込まれていて、そう言う所も面白かった。
あと、単にそう言うコメディとも見えるけど、たけしは老いらくのヤクザ達に自分を重ね合わせてカリカチュアライズしてる部分もあったのかな、とも。
藤竜也にしろ中尾彬にしろ、日活映画などで見ていた人が、老いぼれヤクザを演じていると言うのも、色々と味わい深いものもある。
傑作とか名作と言う類の映画ではないけれども、エンターテインメントとして面白い映画であった。


10月12日(木)
チャンネルNECOで放送された、安田公義監督「新座頭市 破れ!唐人剣」を見る。シリーズ22作目。
勝プロの制作で香港のゴールデンハーベスト社との合作と言う映画。香港の俳優も出演してる異色作。
言葉が分からない故の行き違いを描く場面もあったが、あの人を異国の人にする必然性はあんまりないかな…。香港映画との合作のための出演というだけな気もする。
シリーズが進んで、元々は善と悪が渾然一体としてた市のパーソナリティーが、「心優しき剣豪」のようになっていってるのはイマイチだなぁ…と改めて感じたり。
wikipedaiaを読むと、香港版も制作されていて、日本公開版と異なる部分がかなりあるようだ。

チャンネルNECOで放送された、森一生監督「座頭市御用旅」を見る。シリーズ23作目。勝プロの制作で、配給は東宝。
もうこの頃になると市が「弱気を助け、強気をくじく」剣豪になってしまっていて、自分的にあんまり面白くないかなぁ…。善と悪がはっきり別れていて、単に「悪を倒す」話になってる感じで。
演出としては手堅く作っているけれども、やはり脚本がそんな何面白くないせいもあるのか凡庸に映る。なんだかテレビ映画っぽい雰囲気もあったし。
座頭市が袖に火を受けながら立ち回るのは、見せ場の一つだと思うけれど、他の作品にもあったよな。
なんだか、ここ何作かの「座頭市」は、ほぼ惰性で見ている感覚。
音楽が村井邦彦だったけれど、劇伴が流れる場面は少ない。


10月13日(金)
日本映画専門チャンネルで放送された、瀬々敬久監督「ヘヴンズ・ストーリー」を見る。
なんだかノレなかったな。4時間以上もある長尺もので、家で何度かに分けて見たのもあるかもしれない。映画館で見ていたら、また印象も違っただろう。
序盤はどう展開するのだろう?と言う興味もあったが、中盤以降は集中力も続かず、単に悲劇の連鎖を描いているように映るだけだった。「とりあえず見た」と言いたいから、最後まで見てしまったかな、と言う感じ。
おそらく「喪失と再生」の物語なのだと思うが、こういう長いものを監督は作りたかったのかなとは思うけれども、同じ主題でも、もっと簡潔にまとまっていたら、感じ方も違ったとは思う。
余談だが、ロケ地で横須賀の風景がチラホラと…。


10月14日(土)
プロ野球クライマックスシリーズ、ファーストステージ初戦。当初はハマスタのパブリックビューイングへ行こうと思っていたけれども、あいにくの天気&体調もそれほど万全ではないため、テレビ観戦。
試合は投手戦となり、一発があった方に勝機があるかな…?と思った途端に福留にツーランを打たれ、ベイスターズはそのまま得点することなく敗戦…。
悪い試合ではなかったので、見ごたえはあるにはあったが、チャンスを生かせずに完封負けだったのは悔しさは残る。

チャンネルNECOで放送された、増村保造監督「この子の七つのお祝いに」を見る。
往年の増村っぽさを期待すると、ちょっと違うかな?基本的にはオーソドックスなサスペンス映画だった。二時間ドラマっぽかったが。
オープニングから不気味なトーンで進む映画ではあったが、やや段取り的に進む話で、そういう部分で粘着質に情念を描くと言うような、往年の増村っぽさを感じなかったのかもしれない。
岩下志麻の演ずる役が惨殺を繰り返すシーンは、サスペンスというよりホラー映画だな。母に植え付けられたトラウマと言う観点から見ても。同じテーマでも、短絡的に連続殺人に結びつかないで描いていたら、「増村っぽさ」は出ていたかもしれない話かも…などと思ったが。
最初のシーンでかかる音楽を聞いて「大野雄二?」と思ったらその通りで、この人の作る音は良くも悪くも独特な音を作るよなぁ…と思ったり。
フィルモグラフィー的には、増村保造が監督した最後の映画作品のようだが、この映画に関してはあまり面白い映画ではなかった。


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# by freakbeat | 2017-10-15 07:23 | Comments(0)

やったぁ〜!今年もCSだぁ〜!(10.1-10.7)

10月1日(日)
まずは、町田のシバヒロまで、まちだガールズクワイアの出るイベントへ。
もう10月だと言うのに、結構暑い。Tシャツ1枚でも十分な陽気の中、念願の「Ready Steady Go!」を聞けたり、新衣装を初めて見られたり、なかなか楽しかった。
新衣装に関しては、ほのかちゃんとさっこさんが黒で、今までの町ガの衣装にはない感じだったが、それが逆にアクセントになっててすごく良かった。
今日はベイスターズとタワレコのコラボTシャツ(青)を着てたら、あーやんから「青似合う」と嬉しい一言。今回の衣装で、あーやんが青である事も強くアピールされましたが。
他には、「Ready Steady Go!」の時に、PA卓から石田くんが踊りながら手拍子をして出てきて、「わ、踊る石田ショーキチ初めて見た!」と驚きを隠せない&貴重なものを見たと言う体験。
音のチェックのためにだろうけど、普段はステージでもギターを手にしている事もあり、踊ってる姿は長年ファンをやってるけれども初めて見たな。

その後は、午後の町ガのイベントにも行けたが、一路ハマスタへ。
巨人の試合の結果次第ではあったが、今日の試合でCS進出が決まるかもしれないと言うので、チケットはないものの横浜公園のパブリックビューイングで観戦。
球場に着く頃には試合は始まっていて、関内駅前の横断歩道を渡っている時に、球場から怒号が聞こえ、なにかと思ったら筒香のHRが出ていた模様。普段は球場でしか聞いてない歓声、ちょっと外からだとあんなに「ドカンと」してるんだな、と思った。
試合は、乱打戦でホームラン出まくりの盛り上がるけれども、展開としてはちょっとどうなの?と言う感じではあったが、最終的には13点も得点をしてベイスターズの勝利。
試合途中でジャイアンツの負けが確定していたので、ベイスターズは2年連続のCS進出を果たした。
去年、雨の降る中で山﨑の最後の投球を見た後の盛り上がりの方が自分的には凄かったが(思わず泣いたりしてたし)、やはり万年弱小チームと罵られたりした事がある身としては、このようなチームにベイスターズがなった事には、喜びとともに誇りも感じる。

監督インタビュー、ヒーローインタビューが続く中、自分は次のイベント会場へ。
横浜・天王町の公園で行われるプロレスの興行で、ヌュアンスが歌うというのでそちらへ向かう。
イベントが押していたようで、予定より20分近く遅れて始まったが(ヒーローインタビューも見れたじゃん…)、プロレスのリングの上で歌を披露するというのは、なかなかシュールな風景だったが、ヌュアンスの歌は良かったよ。
物販で3人(今回みおちゃん欠席)と少し話せたが、珠理ちゃんに「サイサイ好きなんですか?」と聞いたら、以前にリプしたのを覚えていたらしく、名前を特定されていた。もう少しサイサイの話すればよかったかなーと思ったが、後ろもつかえていたようだし、そそくさと離脱。

色々あったが、ハマスタ行ってCS進出の瞬間を他のファンの人達と分かち合えたのは、やはり格別だな。
CSの時はハマスタでのパブリックビューイングがあるようなので、それも楽しみに来週末を待つ事にしよう。


10月2日(月)
ベイスターズ、来季もラミちゃん監督続投の決定の報。
基本的な采配に不満はないし、新しい戦力も積極的に使う姿勢も買っているので期待はしたい。
とりあえず、今はCSのファーストステージ突破だな。

その一方、昨日のファーム戦で、高崎・大原の両投手の最終登板があった模様。
高崎は、新人の時から期待していたのだが、結局大きな芽がでないまま引退となってしまったな…。
考えてみると、あの第二次大矢~尾花という監督期に、ルーキーとしてデビューした選手は可哀想だよな。
チームの状況も状況だったし、恐らく若手を育てられるコーチも居なかったんじゃないかなぁ…。
高崎のラスト登板、事前に知っていて、CS決定の試合もなかったら、横須賀スタジアム行ってただろうな。

日本映画専門チャンネルで放送された、山下耕作監督「兄弟仁義」を見る。
以前に、北島三郎が出演した映画を見て、その演技の芸達者ぶりに感心した事もあり見てみた。
山下耕作と言うと、「緋牡丹博徒」シリーズの印象が強いが、このモノクロームの作品を見ると、結構映像に重厚感を感じたな。カラー作の「緋牡丹博徒」でも、日本画のような美しさを感じたことがあったが。
…とは言え、ストーリーがイマイチ面白くなかったかな。長くない時間の中にちょっと詰め込みすぎ感は感じた。
最初はサブちゃんが主役なのかと思ってみていたが、途中で殺されちゃうし…。
そんな感じで、誰目線で見ていいのか定まらないまま終わってしまった感じはある。
主役クラスでは、北島三郎、松方弘樹、鶴田浩二、さらには村田英雄が出ているが「船頭多くして~」と言う感じだったかも。
もう少し脚本を整理してくれたらなぁ…と言う感じはなくもなかった。


10月3日(火)
トム・ペティ死去。
朝にツイッターで伝えられた時点では、まだ息はあるものの、脳の反応が見られないとの事だったが、この知らせの時点で長くはないな、と思っていたが、あとから親族が生命維持装置を外す選択をしたとの報道が。
トム・ペティと言うと、トラベリング・ウィルベリーズくらいでしか、きちんと聞いていなかったが、やはりロックのレジェンドの一人が亡くなるというのは悲しいものだな。まだ66歳だと言うし。

日本映画専門チャンネルで放送された、山下耕作監督「続兄弟仁義」を見る。
タイトルに「続」と付いてるけど、前作とは関係ないよな…ストーリーもつながってないし、何より前作でサブちゃん死んじゃってるのにまた出てるし…。
まぁ、それはそれとして…と言う感じだが、今作もやはり脚本がイマイチかな…。
なんとなく、任侠モノにありがちなシチュエーションを組み合わせて一本作りました、と言うような感じ。プログラムピクチャーなら仕方ない、と言う部分もあるけども。
サブちゃんやら、鶴田浩二やら、俳優陣はなかなか良いのだけれども、なんだか中途半端だったかな。
ヒロイン役?で出てた小川知子が結構可愛い。クレジット確認するまで小川知子だと分からなかったが。


10月4日(水)
横浜スタジアムまで、レギュラーシーズンの最終戦へ行く…とは言っても相変わらずのベイビアガーデン。
セリーグの順位も決まり、あとはタイトル争いのみと言う感じなのか、やや気の抜けた感じがなくもない試合だった。
まぁ、ルーキー濱口の二桁勝利などもなくはなかったが、昨日に引き続き淡々とした試合で展開も早かった。
数年前までは、最終戦でも当日券でフラッと入れたんだけども、ここ数年のベイスターズ人気を思い知る。
とは言え、今年もここで終わりではなくクライマックスシリーズが待っている。まだシーズンは終わっちゃいないのだ。

日本映画専門チャンネルで放送された、山下耕作監督「兄弟仁義 関東三兄弟」を見る。シリーズ三作目。
漁師町でロケをされた風景が、今までのシリーズと違う色付けにはなってたかな。
ストーリー的には、ありがちな任侠映画のエピソードを組み合わせた感もあり、さほど面白味はなかったが。
まぁ、プログラムピクチャーなんてそういうものだとは思うんだけれども。
今回の主役はストーリー的には里見浩太朗かな?準主役であるサブちゃんもいい味出してるけど。
つまらなくはないんだけど、なんかこのシリーズ、イマイチ自分の中でノレないのはなんでだろ?
スタークラスの出演が多くて脚本の流れがまどろっこしいのか、なんなのか。


10月5日(木)
横浜の光音座でピンク映画3本。
加藤義一の新作「悶絶上映 銀幕の巨乳」。
予告編を見て良さ気だったから行ったのだが、イマイチだったな。やはりメロドラマを作ろうとすると、紋切り型になってしまうんだろうか?
まぁ、つまらないピンクよりはストーリー重視の雰囲気は悪くはないのだが、そのストーリーが若干薄い。ありがちな展開を組み合わせただけ、と言うか。
主演の神咲詩織も、助演の櫻井拓也も役者として好きなんだが、その良さも上手く出てなかった感じも。
映画に対してのノスタルジーを扱う作品は多いが、この映画はノスタルジーを捧げている作品のさらにオマージュと言う感じか。
あの取ってつけたようなラストシーンは、逆に興ざめだよなぁ…。逆に安っぽくなる気がするんだが。

的場ちせ監督「とってもやりたい男と女~背徳の肉体~」。まったくもってつまらない作品。
ストーリーも薄っぺらで、ご都合主義的。ヴィルヘルム・ライヒとか名前は出てきたけど、その設定や引用も全く意味がなく。
性の研究と言うテーマなら、もう少し上手な脚本作れそうだが…。

下元哲監督「スケベ美容師 むせかえる下半身」。
これも面白くなかったな。ストーリー的にもご都合主義でドラマが薄すぎる。


10月6日(金)
昼過ぎに、ツイッターでジェリー・ロスの訃報を聞く。
一連のキースのプロデュースから、彼のプロデュース作を色々集めていたことを思い出す。
キースの「Ain’t Gonna Lie」は、ホントに名曲だと思う。

横浜のシネマ・ジャック&ベティにて、ジム・ジャームッシュ監督「パターソン」を見る。
作品としては、「日曜詩人への賛歌とアイロニー」と言う感じかな。自宅で誰にも見せることのない詩を書き綴っているバスの運転手と、その奥さんの話が中心。大きなドラマらしいドラマもなく、淡々と物語は進む。
題名の「パターソン」とは、舞台となっているニュージャージー州パターソンの事。ここが主人公が生まれ育った土地であり、かつ敬愛する詩人の生まれ故郷だと言う。
あえてそうしてるのだろうけれども、この主人公に詩の才能があるようには思えなかった。米文学的にはあの詩はどのような感じなのだろう…。途中で出会う少女の書く詩の方が、余程ポエティックであったように感じたのだが…。
悪い作品ではなかったし、自分の身につまされる部分がなくもなかったが、絶賛するかと言うとそうでもないかな。
あんな風に、日曜詩人の詩作を褒めちぎってくれる嫁のような存在が居たら、自分の生活も一変するだろうなぁ…などと無駄な事を考えたり、考えなかったり。
犬が良かった、と言うのは恐らく誰もが書くと思うので、あえて書かない…。

それにしても、黄金町のスクリーンで永瀬正敏を見ると「マイク!マイク!」と思わざるを得なかった…!
黄金町は、いつでも濱マイクの帰りを待っているよ!…なんて…。


10月7日(土)
渋谷、クラブクアトロにて、フィロソフィーのダンスの4thワンマン。
何となく、引っかかりの無いままライブを眺めて終わってしまったかな。つまらなくはなかったんだが。
最近、以前のように頭から尻尾までフィロのスを楽しむ、と言う感覚がなくなっているのも大きいと思うが、なんとなく構成的にもう少しメリハリが欲しい感じはあったかな。
この間のはすあんぬのバースデーライブが楽しめたのは、二人の長々したトークがあったり、カバー曲があったりで、色々と変化に富んだ構成が良かったのかもしれない。
あと、ボーっと聞いてると、なんだか全体的にサウンドがこじんまりしてるなぁ…と言う印象もあったかな。最近の曲が、なんだかどれも似たような感じなのばかりに感じてしまって。
途中から、女性のパーカッショニストが加わってたけど、それなりにパーカッションの音はしていたが、元々のオケの音の主張が強くて、そんなに効果があったのかは少々疑問。スネアのタイミングでタンバリン?を叩いてたのも、やたらとシャンシャン聞こえて、自分には耳障りだったし…。
それにしても、幕間のラーメンユーチューバー?との映像はつまらなかったなぁ…。元々ユーチューバーとか大っ嫌いだし。
まぁ、ライヴ自体は、つまらなくはなかったんだけどね。今回なんだかちょっと自分的にノレない部分が多かったかな、と言う感じだったのかな。

かなりの余談だが、幕間で「はじめまして未来」のMVが公開されたが、あんぬのソロシーンで喫茶店?の壁に、ナイアガラ関連のアナログが飾られていたことは、ナイアガラーの端くれとして、見逃さなかったぞ。


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# by freakbeat | 2017-10-08 22:07 | Comments(0)

キャー、コータローさんよぉー!!!(9.24-9.30)

9月24日(日)
三崎で開催された芋煮ロックフェスティバルに行く。
昨日に引き続き、クロソワンが出演すると言うので見に行った。
クロソワンで野外でやるのは初めてだという事だったが、アコースティックギターと二人のハーモニーは、なかなか屋外でもハマっていた。
演奏された曲目は昨日のものと被っていたので、やや充実感はなかったが、それでも心地よい演奏ではあった。

クロソワンの他は、平賀さち枝と言う人が良かった。
初めて見たのだが、ボーカルの雰囲気やメロディなど、曲によっては金延幸子っぽい部分を感じたり、曲によっては高田渡だったり、ユーミンだったりの影響が垣間見える感じもあり、なかなか自分の好みであった。
クラシックギターの弾き語りだったが、シンプルな分見えてくるものも多いのかな、と思ったり。ちょっと興味持った。
あとは、かもめ児童合唱団は良かったな。
以前に見た時ほど、強い感銘を受けたと言う感じは今回はなかったが、やはりあのスタイルの少年・少女の合唱は悪くない。

それ以外は自分の趣味とは違ったかな。
曽我部恵一はアコギの弾き語りのソロであったが、周りの盛り上がりと対照的に、自分はなんだかピンと来なかった。
サニーデイも嫌いではなかったが、ハマらなかったのも、そう言う「なんだかピンと来ない」感じだったんだろう。
終盤、海辺ということもあってか肌寒く、温かいものが欲しかったが、自販機には冷たい飲み物しかなかったので、芋煮を頼むも終盤だったのか煮詰まっていて汁が辛くておいしくなかった。

WOWOWオンデマンドで、ルキノ・ヴィスコンティ監督「若者のすべて」を見る。
ちょっとよく分からなかったかな…?
終盤になって、アラン・ドロン演ずるロッコと、その兄シモーネの明暗を描いた物語だったのかな、と思ったけれども、それを描くには余計な要素が多すぎる気が。
余計な?エピソードのせいで、映画自体も3時間と言う長いものになってたし、もう少し簡潔に整理すればいいのにな。
まぁ、そう言う「分かりやすさ」は、ヴィスコンティが作りたい映画とは異なるものなんだろうけど。
序盤に、イタリアの南部から北部に越してきた家族への差別的とも言える言動が描かれていたが、イタリアと言う土地は南北の格差とそれに伴う差別と言うのがあるのだろうか?


9月25日(月)
WOWOWオンデマンドで、ルキノ・ヴィスコンティ監督「家族の肖像」を見る。
バート・ランカスター演ずる初老の教授が、突然現れた金髪の美青年に心を惹かれるという「ヴェニスに死す」の変奏曲とも言える作品なのかな?と思ったが、そう言う展開ではなかった。もしかすると「裏の意味」にそういう側面が隠されているのかもしれないが。
厭世的な生活を送る教授が、突如現れた人々によって、その価値観が壊されていくと言う感じはあったが、どうも自分には迫ってくるものがない物語だった。
ヴィスコンティが、老いていく自分と教授を重ね合わせていたのだろうなぁ…とは思うのだが、なんだかよく分からない映画だった。


9月26日(火)
NHKの朝ドラ「ひよっこ」に、ザ・コレクターズ古市コータローが出演。
少し前に情報が上がっていたので楽しみに?していたが、オンエアを見るとなぜだかやや気恥ずかしく、変な感覚。
テレビの画面をiPhoneで撮ってツイッターに上げたら、1日中ふぁぼ&RTが止まらない。
こんな事初めてだったから、コータロー出演の反響と言うのはなかなか大きなものだったんだなぁ…と実感した。
そんなコータローツイート、フィロのスの公式からふぁぼられてたんだけど、もしかして加茂さん?

夜は、ヌュアンスの定期公演を見に、吉田町lilyへ。
先月イベントで見て良かったから行ってみたが、トークが2/3、ライブが1/3と言うようなイベントで、そのトークのパートではグループの雰囲気を感じるには良かったのかなーとは思った。
ライヴのパートでは、前回は初見だったのでよく分からなかった、メンバー個々のソロパート(今回わかちゃんのは無かったけど)を聞くと、皆歌も上手くてそれぞれに違った魅力のあるボーカルをしていて、なかなか良かった。
そして、CDになってない曲を2曲歌ったが、それも含めて、このグループは圧倒的に曲がいいな、と改めて思ったり。
来月にCD発売の情報の告知があったのもあり、今後も楽しめそうなグループだな。
それにしても、珠理ちゃんはルックス的には一番好みのタイプだけど、性格的には底知れぬ分からなさを感じる…。


9月27日(水)
横浜のシネマリンで鈴木清順特集。今日は「殺しの烙印」。
やはりこの作品はすごいなー、と。
清順作品の中で、一番ハードボイルドな要素が強いし、映像的にもモノクロームでそれが逆に迫力あったりで。
この当時、ここまでハードボイルドなタッチで描いていた映画って他にあったのだろうか?洋画も含めて。
映像的なカッコ良さも抜群だが、山本直純による不安を掻き立てるようなスコアも、その映像の雰囲気を盛りたてていたのも印象に残る。
清順映画というと、突飛な演出ばかりが取り沙汰されるけれど、今回の特集でまとめて色々見て、本当は相当な手腕を持った職人監督だったんじゃないか、と。
そういう手腕があってこそ、そこをあえて「ズラして」演出出来た事が、いわゆる「清順調」に繋がっていったんじゃないかなぁ…。
それにしても、清順が日活を解雇されなかったら「続・殺しの烙印」はあったんだろうか…?想像は尽きない。


9月28日(木)
本日もシネマリンで鈴木清順特集。今日は「東京流れ者」。
この作品、以前は結構好きだったけど、改めて見直してみると、結構脚本の段階で破綻してない?みたいな。
オープニングシーンはモノクロで撮られてるのだけれど、キー上げ過ぎで登場人物が皆黒人みたいな色になっていたのは、カッコイイのか笑っていいのか。
「刺青一代」では、いわゆる「清順調」の演出がストーリーの盛り上がりとともにハマっていた感じがあったが、これは破綻してる脚本をさらに飛躍させるための装置だったように思った。
ちなみに、脚本は川内康範で、そのクレジットを見て驚いた。今まで気づいてなかったよ…。
この映画で「佐世保」とテロップが出てる場面があるのだが、なんど見ても横須賀のドブ板通りっぽいよな…と思っていたのだが、改めて検索してみると、「どぶ板通りでロケ」と言うページを幾つか見たので、やはり自分の目は間違っていなかった。
それにしても、この映画での渡哲也の演技は、ぶっきらぼうを通り越してホント下手だな…。


9月29日(金)
横浜のシネマリンで鈴木清順監督「けんかえれじい」を見る。
学生の頃見て印象に残らず、10年くらい?前に見た時は、なかなか面白いなと思った記憶があるのだが、今回見直してみて、イマイチよく分からなかったな…。
改めて思うと、青年期特有の「モヤモヤ」を表現した映画だったのかなぁ…とは思うけれども、いわゆる「清順調」な演出も、やや脚本から浮いて見えるし。
と言うか、脚本が新藤兼人だったのを、今回始めて気づいたが、新藤兼人と鈴木清順って食い合わせ悪そうなコンビだよな…。
スクリーンで見た映像のコントラストが結構強く、これも清順の狙いかな、と思ったが、Youtubeで日活が配信している動画を見ると、そうでもない。…と言う事は、今回上映されたプリントが問題だったのかな…。

WOWOWオンデマンドで、デヴィッド・リンチ監督「エレファント・マン」を見る。
恐らく20年ぶりくらいに見たが、その当時よりも色々なことを思ってみていたような気はする。
実在の人物をモデルにして書かれた話であるのは知っているが、単なる「ヒューマンストーリー」ではなく、そこに人間の欺瞞を描いた話であるというのは、恐らく以前見た時にも思った。
途中、アンソニー・ホプキンス演ずる医師が「私もメリックを見世物にしてしまったかもしれない」という言葉を口にする部分は、大きく響くところである。
それから、メリックがトリーブス医師と初めて会話をする時に「怖かった」と答えた所は、何故か自分の中で強く心を打たれる部分だった。
今回見直して大きく思ったのは、勝手な推測でしか無いが、デヴィッド・リンチはメリックを通して、精神的なフリークスである自分のことを描いた部分もあったのかな、とか。
リンチの場合は、単にフリークスな人間というよりも、きちんと映画を作れると言う常識人と言う部分も持ち合わせていて、そう言う自分の「表向き」な部分以外の「フリークス的な自分」を映画を通して描いていた部分もあるのかな、とか。
そういう面で見ると、舞台でデヴィッド・ボウイがジョン・メリックの役を演じたというのも、同じような側面があったのかな、とも。舞台版は、先日のデヴィッド・ボウイ展で、部分的なフッテージを見ただけだが。
奇しくもリンチもボウイも、同じ「デヴィッド」であると言うのも、面白い点ではある。


9月30日(土)
川崎セルビアンナイトでの、チャオベッラチンクエッティの秋ツアーへ行く。
若干寝不足で?体調良くなかったが、ライヴに行ったら、そう言う調子の悪い部分は吹き飛んだ感じ。
前回見た渋谷での初日の公演と若干曲順や曲目を入れ替えていて、「リピーターにも親切」な姿勢を感じる。
しかも今回、ただでさえ歌うことの少ない「プレイボール」をバンドバージョンで聞けるという幸運。この曲を生演奏で聞けると思ってなかったし、しかもかなり音的にもバンドにバッチリハマる感じもあって楽しかった。
他には、途中のアコースティックコーナー、昼の部がごとぅーのピアノ弾き語りが聞けたのも良かった。
ごとぅーの歌声って、ピアノオンリーのバッキングにとてもマッチするんだな、と初めて気づいたりもあって。
あとは、セルビアンナイトはかなりラウドな音を鳴らすハコだと思うが、逆にそれがガレージ感を掻き立てられる感じもあって、そういう部分は個人的には嫌いではない。
この日は「バンザイ」も「乙Be」も「なんじゃ」もなかったけれど、なんだかんだでチャオベラのライブは楽しめると言うのを実感したかな。

チャオベラの昼と夜の間に、チッタデッラで行われた西恵利香のイベントへ。
今回はバンド演奏で5曲。悪くなかったけど、バンドの演奏が「卒なくこなす」感じがあって、もう少しはみ出た感じがある方がバンドとしては面白いよなぁ…という気もあった。
レーベル移籍や新曲配信、12月の単独ライヴのお知らせも。

チャオベラのライブ後、銀柳街に比較的最近できた串焼き屋に入ったが、完全に失敗。
串焼きも旨くなかったし、チューハイも薄くて何を飲んでんだか、と言う感じ。
楽しいライブの締めに、と言う感じだったのに、なんだか最後があまりよろしくなかった。


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# by freakbeat | 2017-10-02 21:02 | Comments(0)

猟盤日記2017 9月

・チャオベッラチンクエッティ「ハイテンション!我っが人生!」(初回限定盤/タワーレコードオンライン)
・星野みちる「黄道十二宮」(タワーレコードオンライン)
・脇田もなり「I am ONE」(タワーレコードオンライン)
・ユメオイ少女「テキーナサンライズ」(Type-B/タワーレコードオンライン)
・ユメオイ少女「テキーナサンライズ」(Type-C/タワーレコードオンライン)
・スクーデリア・エレクトロ「20th Century Boys Strike Back」(中古/BOOK OFF町田中央通り)
・嗣永桃子「ありがとうおとももち」(中古/BOOK OFF町田中央通り)
・くるーず「Cruising My Story」(イベント会場物販)
・VA「T.Rex Tribute~Sitting Next To You~」(タワーレコードオンライン)
・ゴールドブライアーズ「Walkin’ Down The Line: The Best Of The Goldebriars」(タワーレコードオンライン)
・ロニー&ザ・デイトナズ「The Complete Recordings」(タワーレコードオンライン)
・フィロソフィーのダンス「アンヌトオトハス」(ライブ会場物販)
・まちだガールズクワイア「涙のサンディ/Ready Steady Go!」(タワーレコード町田)
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・石田ショーキチ「My Oldest Numbers vol.2.1」(ライヴ会場物販)
・石田ショーキチ「My Oldest Numbers vol.3」(ライヴ会場物販)
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# by freakbeat | 2017-09-30 23:59 | 猟盤日記 | Comments(0)

ヒデキとショーキチ、そして自分の25年(9.17-9.23)

9月17日(日)
渋谷のTSUTAYA O-WESTにて、チャオベッラチンクエッティのツアー初日。
以前のツアーもそうだったが、初日という事でまだこなれて無い感じはあったものの、このバンドで初めて聞く曲やアコースティックコーナー、そして新曲披露などもあって、それなりには楽しんだかな。
バックを務める3人も、以前にツアーを回ってることもあって、演奏の「しっくり来る具合」は、なかなか素晴らしかった。
ロビンも「この7人で全国回ってきます!」と、「7人組」のような雰囲気でMCをしていたし、これからライヴをこなしていくと、更に良いものになっていくのではないかなー、という気はする。
チャオベラ以外にツアーを連戦するというグループは他にないのだが、そうやって同じツアーのライヴを何本か見ていくと、徐々にブラッシュアップされていくのが分かるのは、面白い部分ではあるよな。
今回のツアーも、以前と同じように各公演ごとにセットリストを変えていくような雰囲気あるし、次の川崎も楽しみである。


9月18日(月)
町田のまほろ座まで、石田ショーキチのソロライヴ。
先日のメルマガで、色々と気になることが書かれていたんで出かける。
なんだか休憩を含め、2時間強の時間だったが、色々と「濃い」体験が出来たなーと改めて思う。
石田くんの弾き語りライヴは、以前に黒沢秀樹とのツーマン、秀樹+藤井丈司さんとのスリーマンなどで見た事があったが、色々と自分の周りの環境の変化、石田くんを取り巻く環境の変化など、色々相まって、以前見た時の印象とはかなり違う感覚だった。
ギターの弾き語りだけでなく、ピアノを使ったり、バックトラックを使ったり、色々と趣向を凝らした形だったのも新鮮に写った原因の一つかな。
ここらへんの多様さは、ある意味で石田くんの「ホーム」である、まほろ座ならではなんだろうなぁ。他のハコではこうはいかないだろう。欲を言えば、エレキを使った演奏も見たかったが。
あと、ノスタルジーだけではないと思うけれど、やはりスパイラル・ライフのナンバーは、色々と自分の内側から滲み出てくるものがあるなぁ…と改めて感じたり。

多分来るだろうなぁ…と思ってた町ガのメンバーとも話が出来たりしたのも良かったな。
途中で「自分は町ガ現場に来てるんじゃないか?」みたいな錯覚があったりなかったりしたけど…笑

いい感じにお酒入ってて、セトリや演奏も良かったし、色々と居心地の良い空間だったなぁ。
以前に「Further Along」の20周年エディションを聞いた時に味わった、「過去の自分との邂逅」と言うような体験ではなかったものの、色々と過去の自分と今の自分を見つめ直す、いい機会にはなったかもしれない。


9月19日(火)
横浜のシネマリンで、鈴木清順特集。本日は「悪太郎」。
冒頭からして「文芸物」だなと思ったけれど、なかなか面白く鑑賞できた。
ストーリー的にも、若干「けんかえれじい」に通じるような、反骨精神を持つ青年の物語でなかなか良かった。
序盤の「いかにも文芸物」な画作りは、助監督をしていた松竹時代に学んだ事を活かしてるのかなぁ…などとも想像。
そして、この作品に関しては、何よりもヒロインである和泉雅子が可愛すぎたなー。当時16歳だったようだ。
以前から10代の和泉雅子は可愛いよなーとは思ってたけど、この作品は、ホント画面に釘付けになってしまった。
ストーリーが進むと、これは単純明快なハッピーエンドか、悲劇に終わるかどちらかだよな、と思ったら、やはりそう言うエンディング。ラストショットにナレーションがかぶさるが、あれは完全に要らなかったよなー。清順の演出からすると異質なものだと思うが、あれは会社が後から勝手につけたとか?
いわゆる「清順調」な演出もあって、野呂圭介が腰を抜かすシーンなどは、モロにそんな感じだったかな。
他にも、カットがアクションでつながらない部分が何箇所かあったり。あれも意図して「わざと」やってるのだろうな。
あとは、田代みどり演ずる和泉雅子の友人の家の船宿のセットに、竹久夢二の美人画のような絵の書かれたふすまなどがあって、これは木村威夫ならではの美術だなぁ…と言う感じも。
それから、この作品では古い町並みでのロケシーンも多く、そう言う部分を見ているだけでも中々良い雰囲気だった。


9月20日(水)
本日もシネマリンで鈴木清順特集で「刺青一代」を見る。
久しぶりに見たが、この映画は面白いな。任侠映画の定形といえば定形ではあるけれども、終盤の「清順ならでは」としか言いようのない演出が、まさにこの映画の見せ場になっているのがたまらない。
フィルムで見直したい作品だったが、そういう点でも大きなスクリーンで見ることが出来て良かった。
その終盤の演出は、色使いや照明、そして撮り方などがかなり舞台っぽい感じはあるけれども、逆にそこが清順の狙いだろうし、この映画ではかなり効果を上げていると思う。
ああ言う「清順調」な部分がなくても、普通の任侠映画として真っ当に見られるストーリーなのも大きい。
それにしても、やはりこの頃の和泉雅子が可愛すぎるな…。

映画とは関係ないけど、最初上映直後に音が出なくて、その後スピーカーから「ブブブ…」と言うノイズと言うトラブルが。
こういう上映トラブルって、フィルム上映ならではだなぁ…などと思ってしまった。


9月21日(木)
本日もシネマリンの鈴木清順特集。今日は「花と怒涛」。
オーソドックスにやくざ映画だったかな。任侠路線の派生物と言う感じで、東映でもあるかも?と思えるストーリー。
話の流れ的には、まぁ普通かなと言う映画ではあったが、この作品のアキラはかなりカッコ良かったな。
川地民夫演ずる殺し屋?の雰囲気も、アクセントとしてなかなか良かった。あのバタ臭い感じは、脚本ではなく清順の演出だろうな、と勝手に思ってたが、どうだろう?
あと、アキラが親分にボコボコにされた後、顔にグロテスクなまでの腫れと傷をアキラの顔に施していたのも清順ならではか。
タイトルバック~オープニングのシーンで、ロングショットで人物の動きをシルエットで撮っていた部分は、なかなかカッコ良かった。
「刺青一代」とこの作品を立て続けに見ると、日活時代の鈴木清順はアクション映画の監督的なイメージもあったが、任侠物でもちゃんと撮れる「職人」としての腕も確かだったんだな、と思った。
あと、この作品のクレジット、脚本に木村威夫ってあったんだけど、どこら辺を書いたんだろう?


9月22日(金)
チャンネルNECOで放送された、竹洞哲也監督「桃色図鑑」を見る。
先日のOPフェスで「恋愛図鑑」として公開された作品。再編集されてるかもしれないけれど、微妙な違いは分からず。
まぁ、ついこの間見たばかりなので、特に新しく思う部分はなかったかが、改めて脚本の作りが上手いなー、と。
脚本の構成が、基本的に男女の繋がりで、片方が別の女(男)と関わりがあると、その関わりのあった女(男)が、また別の人と交わって…と言うような、まさに鎖が繋がっていくような展開で、自然と群像劇になっていくのが、なかなか魅せる部分か。
あと、改めて見直すと配役も結構絶妙な感じだったな。そこも面白く感じた一因だったのかも。

チャンネルNECOで放送された、竹洞哲也監督「艶色女体巡り」を見る。
先に見た「桃色図鑑」(「恋愛図鑑」)の変奏曲と言うか、サブストーリー的な作品だった。
とは言え、「恋愛図鑑」は面白く見れたが、こちらはイマイチ。感情移入出来るような人間が少ないのも原因か。
演出のスタイルも「恋愛図鑑」と同じだったが、登場人物が少なくなった分、ナレーションで繋いでいくのもやや単調に見えた。ナレーション自体もかなり多いし。
ドラマ的にもサブストーリー的な領域を出ていない感じなので、コチラだけ見たらつまらないかなー。
なんだか「恋愛図鑑」の中で描かれていなかった、人の心の裏側の「ゲスい」面ばかりを並べ立ててるようで。
こっちを見ても「恋愛図鑑」の理解が深まると言う類でもないので、なんとも中途半端な立ち位置の作品だなぁ…と思って見るしかなかった。


9月23日(土)
三崎にあるミサキドーナツまで、クロソワンのライヴへ。
三崎に行くのも久しぶり、当然ミサキドーナツも久しぶり。でも店は変わらぬ雰囲気であった。
レトロな雰囲気の部屋の中、アコースティックギターと歌と話で2時間弱のライブ。
若干話しが長いかな…と言う雰囲気はなくはなかったが、久しぶりに聞く二人のハーモニーは抜群だった。
以前に二人で三崎で演奏したのが7年前だとの話があり、もうあれからそんなに経つのか…などと感慨深くなったり。
終演後、CDを購入し、秀樹のサインを貰う。
先日の石田くんのメルマガの情報にあった、まちだガールズクワイアに曲を提供すると言う話を聞くと、「アルバム、期待していいと思いますよ」と言う一言があり、かなり嬉しくなった。

ミサキドーナツで思い出したけど、以前に石田くんがソロで来た時、ちょうどミラクルマーチ解散のゴタゴタの直後で、当日行けるかな…?と思ってたけど、多分今日行っても素直に楽しめない…と思って行かなかったんだよなぁ…。
今から考えると笑い話のようだけど、笑い話に思えるなんていい事だよなぁ…。


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# by freakbeat | 2017-09-24 07:30 | Comments(0)


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